|
水道凍結防止 (水道の水抜き・水落とし) |
寒さで水道管を凍結又は、破裂させる家が急増しています。凍結の場合、解氷作業を業者に |
|
頼むと、時間によって6000円〜20000円ほどかかります。余計な出費がかからないよ |
|
う、正しい水道凍結防止の仕方を覚えましょう。 |
|
|
|
|
水道管の場合 |
|
水道凍結は、水道管の中にある水が凍結することにより起こりま |
|
す。よって、水道の元栓を閉めて、水を止めただけでは、管の中にま |
|
だ水が残っているため凍結してしまいます。 |
|
蛇口を開けて、空気を入れることにより、はじめて管の中の水が抜 |
|
けていき凍結しなくなります。 |
|
ストローを水につけ、ストローの上を指で抑えて引き上げ、指を離す |
|
とストローの中の水が抜けていくのを考えると、分かりやすいと思い |
|
ます。 |
|
※水落とし(水抜き)をする場合、蛇口より水を出しながら、元栓を締 |
|
めるのが一般的ですが、元栓を締めてから、蛇口を開けても、水道管 |
|
の中の水は抜けていきます。 |
|
|
|
|
|
給湯管(お湯管)の場合、配管の仕方により水落としの仕方が違います。 |
|
天井配管 |
|
|
これは文字通り、天井に配管が通っています。この場合は、お湯の蛇口全てを開ければ、天 |
|
井にある配管のなかのお湯(水)は、蛇口より抜けて行きます。ただ、湯沸機と天井の間にある |
|
管の水は抜けませんので、この場合は、湯沸機本体の水も抜く必要があります(下の左図)。 |
|
|
床下配管 |
|
|
この場合は蛇口を全て開けると、お湯抜きバルブの所にお湯(水)が集まってきます。最後に |
|
、お湯抜きバルブを開け、お湯(水)を抜いてください。 |
|
※キチンと水落としをしたのに、凍結したという場合、このお湯抜きバルブを開けていないで |
|
凍結している場合が多いので注意してください。 |
|
|
|
1自分の家が天井配管か、床下配管かを確認する方法は |
|
床下に左の写真のような緑色のバルブがあれば床下 |
|
配管です。 |
|
2階に住んでいる方も、床下配管の場合は、必ず床下 |
|
にありますので、確認してください |
|
マンションの場合は、部屋の横のパイプスペースに |
|
水(お湯)抜きバルブがあります。 |
|
|
|
|
|
- 水・お湯の元栓を締める(詳しい止め方はこちら)
|
|
水・お湯・トイレなど給水系統が分かれているので注意 |
|
2階以上に住んでいる方は、電動防寒機の1箇所の操作で全て水を止めます |
|
2.全ての蛇口を開ける |
|
蛇口をあけ、水(お湯)を出しながら、元栓をしめても良い |
|
床下配管の場合、お湯抜きバルブを最後に開けるのを忘れずに |
|
※この方法は普通に生活している場合のことであり、長期にわたって家を明ける場合には、も |
|
っと細かな作業を必要としますので、専門業者にお問い合わせください。詳しくは、こちら |
|
※又、このページを参考にしての、水道管破裂・凍結など事故については、一切責任を負 |
|
えませんのでご了承ください。不明な点は、専門業者にお問い合わせください。 |
|
|
|
|
|
水を出すレバーが1つしかなく、水とお湯をこのレバーで温度調整して使用するタイプは、レバ |
|
ーを中途半端な位置で水落としをした場合、水・お湯管共、水が落ちきれない場合があります |
|
このタイプの水落としをする時は、必ず、水・お湯を止めた後、水側(右側)にレバーを全開に |
|
して回し、次にお湯側(左側)にもレバーを全開にして回して、確実に水・お湯管 共、水を抜 |
|
いてください。片方だけしか、水が抜けてなく、水道凍結・破裂になるケースが非常に多い |
|
タイプの蛇口なので、注意が必要です。 |
|
|
|
|
|
水の温度を一定に保つ機能がついたタイプです、これも非常に凍結・破裂の事故が多いです。 |
|
このタイプは、水・お湯を止めた後、温度調節の部分を、最低温度(C)にあわせ、水を確実に抜 |
|
き、次に最高温度(H)にあわせ(写真右)、お湯を確実に抜いてください。 |
|
中途半端な位置(40℃)にあると、水・お湯管とも、抜けきれません。 |
|
|
|
|
トイレの水落としは、水を止めた後、必ず一度、タンクの中の水を流してください。 |
|
タンク内の水位を下げないと、タンクの横の給水管に空気が入らず、水が落ちていきません。 |
|
洗濯機のホースが繋いだままになっている場合、蛇口を開けても水が落ちていきません。 |
|
必ず洗濯機のホースを外して、水落としの作業をしてください。 |
|
|
※このページを参考にしての、水道管破裂・凍結など事故については、一切責任を負えま |
|
せんのでご了承ください。不明な点は、専門業者にお問い合わせください。 |
|
|
|
▲ページの上へ |
|
All Right reserved,Copyright(C) Ota Fudosan Co.,LTD 1998-2010
|